レポトレクチニブ × CYP3A基質薬 注意(添付文書)
要約
本剤は、CYP3A(薬を分解する酵素の一つ)を増やす作用があり、この酵素で分解される他の薬の濃度を下げるおそれがあります。試験では、ミダゾラム(眠らせる薬)の濃度(総量)が約69%下がりました。ホルモン避妊薬(飲む避妊薬)では効き目が弱くなるおそれがあるため、治療中は別の避妊方法を併用する決まりがあります。効き目と副作用の幅が狭い薬では併用を避けるか注意深く使います。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
あり(ヒトでの薬物動態試験。ミダゾラムのAUC約69%減少)
根拠
オータイロカプセル40mg・160mg(ブリストル・マイヤーズ スクイブ)の添付文書に基づく。 §10.2にCYP3A基質薬が名指しされ、ホルモン避妊薬への注意が§9等にもある。数値は§16.7のミダゾラム併用試験に基づく。
- 最終確認日
- 2026-11-02
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。