このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

表示設定:配色 ライト / 文字 標準

用語と使い方

このサイトでは、1つの薬と1つの相手(食品・お酒・サプリメント・別の薬など)の組み合わせごとに、添付文書(医療用医薬品に添付される公式文書)と学術論文をもとに確認した記録を掲載しています。各記録の見方を説明します。

判定バッジの意味(7種類)

禁忌
添付文書が、その形態・組み合わせを名指しで「併用禁忌(いっしょに使わないこと)」としている場合だけに付けます。このバッジ以外の記録を「絶対にダメ」と読まないでください。また、禁忌の表示を見つけても、自己判断で薬を中止・変更せず、処方医・薬剤師にご相談ください。
注意(添付文書)
相手の薬・成分が添付文書で名指しされ、具体的なリスクが示されている場合に付けます。併用注意の項にかぎらず、「その他の注意」などで名指しされている場合も含みます。
注意(ヒトデータあり)
ヒトでの試験や症例報告で、注意すべき影響が示されている場合に付けます。
一般的注意
ヒトでの直接のデータはなく、同じ系統の薬や似た成分からの類推にとどまるものです。類推であることは、各記録の根拠に明記しています。
ヒトでの直接データなし・機序からの注意
ヒトでの直接データはないものの、薬の代謝経路(体の中で薬が分解・排出される通り道)などの仕組みから注意が考えられる場合に付けます。付けるのは、その仕組みがその成分の主要な消失経路に関わる場合にかぎります。
大きな影響なし(ヒトデータあり)
ヒトでの試験で、大きな影響がないことが確認されている場合に付けます。
記載なし・データ不足
添付文書に記載がなく、データも不足している場合に付けます。「安全が証明された」という意味ではありません。

確認方法の表示

各記録には、どのように確認したかを表示しています。

薬剤師が個別に確認
薬剤師がその記録を1件ずつ確認したものです。「禁忌」の記録と、日本では未承認の成分の記録は、すべてこちらで確認しています。
AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
AIによる照合(添付文書が根拠の記録は三重検証、論文・類推が根拠の記録は二重検証)で問題がなかったものを、薬剤師がまとめて承認したものです。三重検証・二重検証とは、記録の内容を添付文書や論文などの元の資料と照らし合わせる作業を、別々の手順で3回(または2回)繰り返して確かめることです。同じ系統で検証パターンが完全に一致する記録も、この方法で承認しています。
表示がない記録
確認方法を特定できなかっただけで、確認自体は完了しているものです。確認が済んでいない記録は公開していません。

詳しくはAI利用の開示をご覧ください。各記録には、確認方法とあわせて「最終確認日」も表示しています。

根拠に書かれる「§」について

根拠の欄に出てくる「§10.1」「§10.2」のような表記は、添付文書の項(章)の番号です。「§」は添付文書の項を表す記号として使っています。たとえば §10 は「相互作用」の項で、§10.1 は併用禁忌、§10.2 は併用注意を指します。医薬品についての最終的な情報源(正本)は添付文書であり、このサイトの記述と添付文書の記述が異なる場合は、添付文書の記述が優先します。

「記録がない」ことの意味

検索しても記録が出てこない組み合わせは、「問題がない」ことを意味しません。まだ確認・登録が済んでいないだけの場合があります。「この組み合わせの記録は、まだありません」と表示された場合は、そう受け取ってください。掲載してほしい組み合わせは、リクエスト・お問い合わせのフォームからお寄せいただけます(個別の健康相談は受け付けていません)。

対象範囲

対象は、血の中に入って全身に作用するものです。飲み薬(内服薬)のほか、全身性の貼り薬(経皮吸収製剤)、自己注射製剤、吸入配合剤、病院で投与される全身性の注射剤などを含みます。体の一部だけに作用する外用薬などは対象外です。相手の種類は、食品・お酒・たばこ・サプリメント・市販薬・処方薬・漢方薬です。同じ系統の薬でも、成分ごとに影響の大きさやデータの状態が異なりうるため、成分ごとに調べて記録しています。

サプリメントの記録には、効果が出たとされる試験の用量や、有害事象が報告された用量、市販製品の一般的な量との差を、根拠のある形で入れるようにしています。用量が分からない文献は「不明」と明記し、推測で埋めることはしません。一部の記録にある「研究の条件」「ふだんの量では」の欄は、研究で使われた量・形態と、ふだんの摂取量との差を示すためのものです。

漢方薬の生薬の重なり

漢方薬どうしを組み合わせると、同じ生薬(漢方の原料になる植物など)が重なって、合計量が増えることがあります。組み合わせのチェックでは、登録済みの構成生薬を、生薬ごとの量つきで表示します。注意文と赤色の強調を付けるのは、根拠のある5つの生薬(甘草・麻黄・附子・大黄・山梔子)だけです。甘草については、合計が1日8.0gを超えた場合に赤色にします。ただし、これは「この量までは安全」という線引きではありません。甘草は1〜2g/日でも偽アルドステロン症(血圧が上がる、むくむ、血液中のカリウムが下がるなどの状態)の発症例があるため、目安以下でも安全とは書いていませんし、「危険」と断定する表示もしていません。

市販薬のチェックの範囲と注意

市販薬は、主要な製品を集めた製品マスターを通じて、含まれている成分に読み替えて調べます。製品マスターに載っていない製品は調べられないため、その場合は成分名で検索してください(製品数は実数で表示し、載っていないことを隠しません)。マイお薬リストに加えた市販薬も、成分の単位で組み合わせチェックの対象になります。ただし、チェックで分かるのは「その成分とその薬の記録がある」というところまでで、製品ごとの成分の量までは判定しません。また、登録されていない成分はチェックできません。

海外のサプリメントについての注意

海外で売られているサプリメント(個人輸入で入手できるもの)も、「海外限定」と明記して掲載する場合があります。日本では医薬品として扱われる成分(メラトニンなど)が含まれる場合は、その旨も明示します。海外サプリメントについては、表示されていない医薬品成分が混入していた事例が繰り返し報告されています。成分表示だけをうのみにせず、注意してください。

マイお薬リストの保存について

「マイお薬リスト」に登録した内容は、お使いのブラウザの中(localStorage)だけに保存され、運営者のサーバーに送信されることはありません。そのため、運営者があなたのリストを見ることはできません。ブラウザのデータを消去するとリストも消え、他の端末と同期されることもありません。詳しくはプライバシーポリシーをご覧ください。

情報の更新について

添付文書は改訂されることがあり、学術的な知見も更新されます。このサイトでは、全件を定期的に見直すのではなく、添付文書の改訂など「変わった所」を検知して、その部分だけを再検証する方式で維持しています。記録を直した場合は、利用者の判断に影響しうる重要な訂正を訂正履歴のページで公開します。