アピキサバン × フェニトイン・カルバマゼピン・フェノバルビタール(てんかん等の薬、商品名: アレビアチン、テグレトール等) 注意(添付文書)
要約
これらの薬は酵素CYP3A4とP-gp(薬を運ぶタンパク質)の両方を強く増やして、アピキサバンを体から出しやすくするため、血中濃度が下がり、効き目が弱まるおそれがあります。日本の添付文書では「併用禁忌」ではなく「併用注意」で、特に静脈血栓塞栓症の患者では併用を避けることが望ましいとされています。てんかんの薬は自己判断で止められない薬なので、両方を処方する医師同士で共有してもらってください。併用期間全体の問題で、服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。
飲み忘れたとき 飲み忘れに気づいたときは、すぐに1回分を飲み、その後は通常どおり1日2回飲みます。忘れた場合でも、一度に2回分を飲むことはしません。
ヒトでのエビデンス
あり(薬物動態試験に基づく添付文書記載。個別薬ごとの定量データはリファンピシンが中心)
根拠
エリキュース錠2.5mg/5mg 電子添付文書(2026年3月改訂・第9版)で照合 10.2併用注意(リファンピシンと同群: フェニトイン、カルバマゼピン、フェノバルビタール。静脈血栓塞栓症患者では併用を避けることが望ましい)・16.7.4 ※10.1併用禁忌は「該当しない」
- 最終確認日
- 2026-10-30
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。