ラロトレクチニブ × 強いCYP3A誘導薬 注意(添付文書)
要約
強いCYP3A誘導薬(本剤を分解する酵素を増やす薬)と一緒に使うと、本剤の血中濃度が大きく下がり、効き目が弱くなるおそれがあります。試験では、強い誘導薬のリファンピシン(結核の薬、商品名: リファジン等)との併用で本剤の濃度(総量)が約81%下がりました。併用が避けられない場合は本剤を2倍に増量する決まりがあります。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
あり(ヒトでの薬物動態試験。リファンピシン併用でAUC約81%減少)
根拠
ヴァイトラックビカプセル25mg・100mg/内用液20mg/mL(バイエル薬品)の添付文書に基づく。成分は硫酸塩として製剤化されている。 §10.2に強いCYP3A誘導剤が名指しされ、増量の目安が§7にもある。数値は§16.7のリファンピシン併用試験に基づく。
- 最終確認日
- 2026-11-02
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。