セリチニブ × CYP3A基質薬 注意(添付文書)
要約
本剤は、CYP3A(薬を分解する酵素の一つ)の働きを止める作用も持っています。この酵素で分解される他の薬と一緒に使うと、その薬の血中濃度が上がり、作用が強まるおそれがあります。試験では、ミダゾラム(眠らせる薬)の濃度(総量)が約5.4倍になりました。効き目と副作用の幅が狭い薬では、相手の薬の減量が検討されます。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
あり(ヒトでの薬物動態試験。ミダゾラムのAUC約5.4倍)
根拠
ジカディアカプセル150mg/錠150mg(ノバルティスファーマ)の添付文書に基づく。 §10.2にCYP3A基質薬が名指しされている。数値は§16.7のミダゾラム併用試験(本剤750mg空腹時投与の条件)に基づく。
- 最終確認日
- 2026-11-02
研究の条件
研究の条件: 本剤750mg(旧用法の空腹時用量)を3週間投与した後のミダゾラム単回投与試験
ふだんの量では
ふだんの量では: 現在の用法は450mg食後であり、影響の大きさは試験条件と異なる可能性があります。相手の薬の量は処方医が判断します
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。