エドキサバン × グレープフルーツ類(果実・ジュース) ヒトでの直接データなし・機序からの注意
要約
エドキサバンはP-gp(薬を運ぶタンパク質)の働きで体から出ていきますが、酵素CYP3A4(薬を分解する酵素)による分解は飲んだ量の10%未満と小さいため、グレープフルーツの影響は他のDOAC(直接効くタイプの血液を固まりにくくする薬)より小さいと予想されています。専門家のグレープフルーツ相互作用表でもエドキサバンは「相互作用しないと予測される」に分類されています。ただし、グレープフルーツと一緒に飲んで確かめたヒトの試験はまだなく、大量を習慣的に取る場合は処方医・薬剤師に伝えてください。
飲み忘れたとき 飲み忘れた場合は、一度に2回分を飲まず、すぐに1回分を飲み、次の服用まで12時間以上あけます。
ヒトでのエビデンス
なし(機序・予測のみ。ヒト直接データなし)
根拠
リクシアナ錠15mg/30mg/60mg添付文書(PMDA、2025年11月改訂・第8版) 16.4(CYP3A4による代謝は投与量の10%未満)・10.2にグレープフルーツの記載なし/Bailey DGらのグレープフルーツ相互作用表(BMJ Open 2020付属資料)でエドキサバンはpredicted not to interactに分類/ヒト併用試験は未実施( apixaban等との比較試験PRIVAGが進行中。出所: 英国HRA研究登録)
- 最終確認日
- 2026-10-30
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。