このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

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ソホスブビル・ベルパタスビル配合剤 × リファブチン(商品名: ミコブティン) 注意(添付文書)

要約

抗結核薬のリファブチンと一緒に使うと、本剤の成分の血中濃度が下がって効き目が弱くなるおそれがあるため、添付文書の併用注意(§10.2)に載っています。リファブチンが薬の運び屋(P糖蛋白)と分解酵素の働きを強めるためです。ヒトでの試験では、リファブチン1日300mgと重ねたとき、ソホスブビルの血中濃度のピークが単独のときの0.64倍、血液中の総量(AUC、体に入った薬の総量の目安)が0.76倍に下がりました。リファンピシンのような強い誘導薬と違って併用禁忌ではありませんが、C型肝炎の治療効果が落ちる可能性がある組み合わせなので、使うかどうかは処方医が判断します。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

ヒトでのエビデンス

あり(添付文書§16.7.2のヒト薬物動態試験でソホスブビルのCmax比0.64・AUC比0.76。ベルパタスビルは未測定)

根拠

エプクルーサ配合錠(ギリアド・サイエンシズ、2023年5月改訂・第3版)§10.2(併用注意)に基づく。§10.2にリファブチンの行があり、「ソホスブビル及びベルパタスビルの血漿中濃度が低下し、本剤の効果が減弱するおそれがある」「リファブチンのP-gp及びCYP誘導作用による」とされている。リファブチンは§2.3・§10.1の併用禁忌には含まれない(禁忌側はリファンピシン、カルバマゼピン、フェニトイン、フェノバルビタール、セイヨウオトギリソウ含有食品)。§16.7.2の臨床薬物相互作用試験(外国人データ)では、リファブチン300mg 1日1回の併用でソホスブビル400mg単回のCmax比0.64、AUC比0.76(併用時/単独投与時)。この試験ではベルパタスビルは併用投与されておらず、ベルパタスビルの数値は示されていない。

最終確認日
2026-11-03
確認方法
AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認

代謝・排泄:ソホスブビルは代謝物として腎臓へ、ベルパタスビルは主に糞中へ排泄

研究の条件

外国人被験者20例に、リファブチン300mgを1日1回投与した状態でソホスブビル400mgを単回投与し、単独投与時と比較した試験(添付文書§16.7.2)。ベルパタスビルはこの試験では投与されていない

この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

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