このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

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アトルバスタチンカルシウム水和物 × イトラコナゾール等のアゾール系抗真菌薬(ケトコナゾール、ボリコナゾール、ポサコナゾール等を含む)/エリスロマイシン 注意(添付文書)

要約

水虫や真菌(カビ)の感染に使うアゾール系の薬は、CYP3A4(薬を分解する酵素)を強く邪魔して、アトルバスタチンの量を増やします。イトラコナゾールでは血液中の量が約3倍になった試験があります。短期の抗真菌治療でも重なる期間は注意が必要で、筋肉の痛み・だるさが強まれば相談してください。エリスロマイシン(抗菌薬)も同じ仕組みで、増え方は約3〜4割とやや小さめです。併用する場合は量を抑える等の対応が取られることがあります。

ヒトでのエビデンス

あり

根拠

PMDA添付文書10.2: アゾール系抗真菌薬・イトラコナゾール等、エリスロマイシンで横紋筋融解症が出やすい、CYP3A阻害が機序。Kantola T, et al. Clin Pharmacol Ther. 1998;64:58-65. PMID: 9695720(健康成人10人、イトラコナゾール200mg×4日+アトルバスタチン40mg単回でアトルバスタチン酸のAUC・半減期が約3倍、ラクトン体AUC 約4倍、活性代謝物込みでは1.6〜1.7倍)。エリスロマイシン500mg×4回/日×7日でAUC +33%、Cmax +38%(米FDAラベル薬物動態表)

最終確認日
2026-10-30

代謝・排泄:主に肝臓で代謝(CYP3A4)、主に胆汁へ排泄

この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

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