このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

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アトルバスタチンカルシウム水和物 × 緑茶エキス(濃縮カテキンサプリ・カプセル) 注意(ヒトデータあり)

要約

成分を濃縮した緑茶エキスでは、アトルバスタチンの血液中の量が約2割下がったというヒト試験があります。腸で薬を取り込む運び屋(OATP)の働きをカテキン(お茶の渋み成分)が邪魔して、吸収が減ると考えられています。飲み物のお茶(緑茶・お茶)とは濃さが違います。下がり方は大きくはありませんが、ダイエット系サプリ等で濃縮エキスを毎日取る場合は伝えて、コレステロール値で効果を確認してください。時間をずらせば防げるかは確かめられていません。

ヒトでのエビデンス

あり(単回投与の薬物動態試験)

根拠

Abdelkawy KS, et al. Eur J Drug Metab Pharmacokinet. 2020;45:351-360. PMID: 31997084(健康成人12人、無作為化二重盲検3期クロスオーバー。アトルバスタチン40mg単回+緑茶乾燥エキス300mgまたは600mgでCmax -25%/-24%、AUC -24%/-22%。半減期は不変=吸収段階の影響。用量を増やしても影響は増えず)。機序の試験管内根拠: Roth M, et al. Drug Metab Dispos. 2011;39:920-926(カテキンによるOATP阻害)。慢性服用・飲料での再現は未確認

最終確認日
2026-10-30

代謝・排泄:主に肝臓で代謝(CYP3A4)、主に胆汁へ排泄

研究の条件

健康成人12人の試験です。この薬40mgを1回飲むときに、緑茶の乾燥エキス300mgまたは600mgのカプセルを一緒に飲んだ条件で比べました。

ふだんの量では

使われたのは飲み物のお茶ではなく、成分を濃縮したカプセルです。300mgでも600mgでも下がり方はほぼ同じ(血中量の総量で約2割)で、量を倍にしても影響は大きくなりませんでした。ただし、このエキスにEGCGが何mg入っていたかは論文に明記がなく、お茶や他のサプリ製品への換算はできません。

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