このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

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アトルバスタチンカルシウム水和物 × ワルファリン等のクマリン系抗凝固剤(血を固まりにくくする薬) 大きな影響なし(ヒトデータあり)

要約

アトルバスタチンがワルファリンの効き目を大きく変えることは、ヒト試験では示されませんでした。ワルファリン服用中の患者さんにアトルバスタチンを足した試験で、血の固まりにくさの指標(プロトロンビン時間)に一貫した変化はなく、用量調整は不要と結論されています。混同しやすい注意として、INR(同じ指標)上昇の記載はエゼチミブ配合剤(アトーゼット)側の添付文書にあるもので、アトルバスタチン単剤の記載ではありません。単剤か配合剤かで扱いが違うため、自分の薬がどちらかを確認してください。新たに始めるときは念のためINRを確認することがあります。

ヒトでのエビデンス

あり(小規模試験+系統的レビュー)

根拠

Stern R, et al. J Clin Pharmacol. 1997;37:1062-1064. PMID: 9506000。系統的レビュー: Drug-drug interactions between vitamin K antagonists and statins: a systematic review(アトルバスタチン開始初期にプロトロンビン時間がわずかに短縮した小規模報告はあるが治療上重要でないと整理)。日本の単剤添付文書10.2にワルファリンの記載なし。配合剤(エゼチミブ配合)添付文書では「エゼチミブとの併用によりINR上昇、本剤を併用する場合は適宜INR検査」と記載があり、単剤と区別が必要

最終確認日
2026-10-30

代謝・排泄:主に肝臓で代謝(CYP3A4)、主に胆汁へ排泄

この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

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