このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

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アトルバスタチンカルシウム水和物 × リファンピシン(抗結核薬、商品名: リファジン) 注意(添付文書)

要約

リファンピシンは特殊で、タイミングによって逆のことが起こります。長く使うとCYP3A4(薬を分解する酵素)が増えてアトルバスタチンの量が大きく下がり(時間をずらした投与では約80%低下)、一方で飲み始めや同時投与では肝臓への取り込みの運び屋(OATP)を邪魔して量が上がる方向にも働きます。海外の説明では「同時に飲む」ことが推奨されていますが、日本の添付文書にはその指示は明記されていません。結核治療が始まる場合は専門医・薬剤師が調整する組み合わせです。自己判断で時間をずらしたりやめたりしないでください。

ヒトでのエビデンス

あり(機序の異なる複数データ)

根拠

PMDA添付文書10.2: リファンピシン投与17時間後に本剤を投与するとCmax -40%、AUC -80%(CYP3A4誘導)。二重機序の根拠: Lau YY, et al. Clin Pharmacol Ther. 2007;81:194-204(健康成人11人、リファンピシン単回静注でOATP阻害によりアトルバスタチン酸のAUCが6.8倍)。米FDAラベル: 同時投与(7日間)ではAUC +30%・Cmax 2.7倍、時間を分けた投与(5日間)ではAUC -80%。同時投与が推奨と明記(日本の添付文書との差。)

最終確認日
2026-11-01

代謝・排泄:主に肝臓で代謝(CYP3A4)、主に胆汁へ排泄

この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

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