アトルバスタチンカルシウム水和物 × ジゴキシン(心臓の薬、商品名: ジゴシン) 注意(添付文書)
要約
アトルバスタチンと併用すると、ジゴキシンの血液中の量が少し上がることがあります。上がり方はアトルバスタチンの量で違い、10mgではほぼ変化なし(約4%増)、海外の高用量80mgでは約15〜20%増でした。日本の承認用量(最大でも家族性で40mg)では、80mgの数字をそのまま当てはめることはできません。ジゴキシンは効く量と多すぎる量の幅が狭い薬なので、併用中は血液中の濃度を測りながら使うことが大切です。吐き気、脈の乱れ、見え方の異常があれば相談してください。
ヒトでのエビデンス
あり(用量依存)
根拠
PMDA添付文書10.2: 本剤10mgでジゴキシンCmax +9.9%、AUC +3.6%。80mgでCmax +20.0%、AUC +14.8%。機序はP-gpを介した排出の抑制、併用時は血漿中濃度のモニターを十分に。原著: Boyd RA, et al. J Clin Pharmacol. 2000;40:91-98. PMID: 10631627(健康成人24人。10mgでは定常状態濃度は不変、80mgでCmax +20%、AUC +15%。Caco-2細胞でP-gp介在のジゴキシン分泌を阻害)
- 最終確認日
- 2026-10-30
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。