アトルバスタチンカルシウム水和物 × シクロスポリン(免疫抑制剤、商品名: ネオーラル) 注意(添付文書)
要約
移植や免疫の病気で使うシクロスポリンと併用すると、アトルバスタチンの血液中の量が約8.7倍に上がったとの報告があり、筋肉の障害が出やすくなります。肝臓への取り込みの運び屋(OATP)と酵素の両方を邪魔するためです。「絶対ダメ」ではなく、必要な場合は量を抑えたり別のスタチンに替えたりして、検査をしながら使われることがあります。自己判断でどちらもやめないでください。
ヒトでのエビデンス
あり(移植患者等の薬物動態データ)
根拠
PMDA添付文書10.2: AUC0-24h 8.7倍、横紋筋融解症が出やすいとの報告。機序として代謝・胆汁排泄の競合と肝取り込み阻害を記載。文献でもシクロスポリンでアトルバスタチンAUCが約7〜15倍の範囲で報告される(Hermann M, et al. 2004/Åsberg A, et al. 2001等の移植患者データ。総説経由で確認)
- 最終確認日
- 2026-10-30
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。