このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

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アトルバスタチンカルシウム水和物 × グレープフルーツに近い柑橘(ブンタン類: バンペイユ・土佐ブンタン・ハッサク、スウィーティー、ダイダイ/セビリアオレンジ(マーマレードの原料)、ポメロ、メロゴールド等) ヒトでの直接データなし・機序からの注意

要約

アトルバスタチンと直接組み合わせたヒト試験は見つかりませんでした。ただ、これらの柑橘にはグレープフルーツと同じ「酵素を邪魔する成分(フラノクマリン類)」が、グレープフルーツと同程度含まれるものがあると成分分析で報告されています。よく食べる人は、グレープフルーツと同じつもりで種類と量を薬剤師に伝えておくと安心です。断定はできませんが「グレープフルーツでなければ大丈夫」とも言い切れません。

ヒトでのエビデンス

なし(成分分析・試験管内データのみ)

根拠

直接のヒト薬物動態試験なし。成分・酵素阻害の根拠: Saita T, et al. Biol Pharm Bull. 2004;27(7):974-977(グレープフルーツ、スウィーティー、メロゴールド、バンペイユ果汁のフラノクマリン含量が同程度)。ヒト肝ミクロソームでのCYP3A阻害: Inhibitory effects of citrus fruits on CYP3A activity in humans. PMID: 12951492(バンペイユ、ハッサク、高岡ブンタン、金柑「玉玉」で阻害。バンペイユが最強だがグレープフルーツよりは弱い)。Screening of furanocoumarin derivatives in citrus. J Clin Pharm Ther. 2018;43:15-20. PMID: 28749005(ハッサク、ブンタン、ダイダイにもフラノクマリン)

最終確認日
2026-10-30

代謝・排泄:主に肝臓で代謝(CYP3A4)、主に胆汁へ排泄

この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

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