このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

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アトルバスタチンカルシウム水和物 × クラリスロマイシン(抗菌薬、商品名: クラリス) 注意(添付文書)

要約

クラリスロマイシンはCYP3A4(薬を分解する酵素)を強く邪魔する抗菌薬で、アトルバスタチンの量を増やします。増え方は試験の条件(薬の量や期間)で幅があり、日本の添付文書の試験では約8割増し、海外の高用量同士の試験では約4.4倍と報告されています。同じマクロライド系でもアジスロマイシンでは変化がなかった試験があり、抗菌薬の種類で違います。風邪やピロリ除菌等で処方されたら、スタチンを飲んでいることを伝えてください。短期間だからと自己判断でスタチンをやめないでください。

ヒトでのエビデンス

あり(複数試験。程度は条件依存)

根拠

PMDA添付文書10.2: Cmax +55.9%、AUC0-Tlast +81.8%(クラリスロマイシンのCYP3A4阻害)。米FDAラベル: クラリスロマイシン500mg×2回/日×9日+アトルバスタチン80mg×8日でAUC 4.4倍、Cmax 5.4倍。Jacobson TA. Am J Cardiol. 2004;94:1140-1146(健康成人での比較試験。クラリスロマイシンでアトルバスタチンAUCが4倍超、シンバスタチン約10倍、プラバスタチン約2倍)。Amsden GW, et al. の健康成人試験(アトルバスタチン10mg)ではクラリスロマイシンで有意な上昇、アジスロマイシンとプラセボでは変化なしと報告

最終確認日
2026-10-30

代謝・排泄:主に肝臓で代謝(CYP3A4)、主に胆汁へ排泄

この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

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