デラマニド × QT延長を起こす薬(キノロン系抗菌薬、クラスIA・クラスIII抗不整脈薬、エリスロマイシン等) 注意(添付文書)
要約
本剤自体に、心臓の電気的な回復(QT間隔)を延ばす作用があります。同じようにQTを延ばす薬(モキシフロキサシン等のキノロン系抗菌薬、キニジン等の抗不整脈薬、エリスロマイシン等)と一緒に使うと、QT延長が重なり、重い不整脈につながるおそれがあります。添付文書では、リスクとベネフィットを考えて本剤を使うかどうかを慎重に判断し、定期的に心電図の検査を行うとされています。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。
ヒトでのエビデンス
ヒトで本剤によるQT延長が確認されている(重大な副作用としてQT延長5%以上)
根拠
デルティバ錠50mg(大塚製薬)の添付文書に基づく。2026年6月改訂(再審査結果)・第4版をKEGG掲載の電子添文で原文確認した。 §10.2にQT延長を起こすことが知られている薬剤(キノロン系抗菌薬 モキシフロキサシン塩酸塩・レボフロキサシン水和物等、クラスIA抗不整脈薬、クラスIII抗不整脈薬、スルピリド、イミプラミン塩酸塩、ピモジド、ハロペリドール、エリスロマイシン、コハク酸ソリフェナシン、ベダキリンフマル酸塩等)が名指しされている。§1.2・§8.1にも心電図検査の注意がある。
- 最終確認日
- 2026-11-01
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。