このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

表示設定:配色 ライト / 文字 標準

フェキソフェナジン × リファンピシン等のP糖タンパク誘導薬 注意(ヒトデータあり)

要約

結核の薬リファンピシンを続けて飲むと、薬を汲み出すポンプ(P糖タンパク)が活発になります。人の試験では、リファンピシンを6日間飲んだ後にこの薬を飲むと、体から出ていくスピードが約2〜2.7倍に上がり、最高濃度が約3〜5割下がりました。つまり、長く一緒に使うと効きが弱くなる方向の組み合わせです。日本の添付文書の併用注意にリファンピシンの名前はありません(載っている汲み出しポンプを活発にする薬はアパルタミド)。併用中は効き目の変化に注意してください。これは併用している期間の問題で、服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。

ヒトでのエビデンス

あり(健康成人での薬物動態試験)

根拠

ヒト試験:Hamman MA, Bruce MA, Haehner-Daniels BD, Hall SD. Clin Pharmacol Ther. 2001;69(3):114-121. PMID:11240975(健康成人24例を若年・高齢の男女4群に分け、リファンピシン600mgを6日間投与した後にフェキソフェナジン60mgを単回投与したところ、全群でみかけのクリアランスが約1.9〜2.7倍に増加し、最高濃度が約32〜51%低下。腸のP糖タンパクの誘導で吸収が下がったためと結論)。日本の添付文書10.2にはアパルタミドのみが誘導薬として名指しされており、リファンピシンの記載なし

最終確認日
2026-10-30

代謝・排泄:ほとんど代謝されず、主に糞中へ排泄

この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

フェキソフェナジン の飲み合わせ一覧へ