フェキソフェナジン × ベラパミル等のP糖タンパク阻害薬 注意(ヒトデータあり)
要約
血圧や不整脈の薬ベラパミルなど、薬を汲み出すポンプ(P糖タンパク)を止める薬と一緒に使うと、この薬の血中濃度が上がったという人のデータがあります(ベラパミルで最高濃度が約2.9倍という報告)。薬ごとに強さが違うため、自分の薬が当てはまるかは処方医・薬剤師に確認してください。併用期間の問題であり、服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。
ヒトでのエビデンス
あり(ヒト薬物動態試験のレビュー)
根拠
系統的レビュー:Pharmaceutics. 2024;16(12):1619(ベラパミルでCmax約2.9倍、プロベネシドでAUC約1.5倍と整理。個別原著のPMIDは出典未確認のため記載しない)。日本の添付文書10.2はエリスロマイシンのみ名指しで、ベラパミル個別の記載なし。機序は#15と同一(P糖タンパク阻害)。
- 最終確認日
- 2026-10-30
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。