このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

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フェキソフェナジン × エリスロマイシン(抗菌薬、商品名: エリスロシン等) 注意(添付文書)

要約

一緒に使うと、この薬の血中濃度が上がると添付文書で注意されています。仕組みは、薬を汲み出すポンプ(P糖タンパク)が止められ、体から出ていくスピードが落ち、吸収も増えるためと推定されています。米国の試験では最高濃度が約82%、総量が約109%増えましたが、その範囲は臨床試験で経験された濃度の範囲内で、心電図のQTへの影響や副作用の増加は認められなかったとされています。「絶対ダメ」ではなく、医師が承知のうえで使われることもある組み合わせです。併用期間の問題であり、服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。

ヒトでのエビデンス

あり(健康成人での薬物動態試験)

根拠

日本の添付文書10.2:「本剤の血漿中濃度を上昇させるとの報告がある。P糖蛋白の阻害による本剤のクリアランスの低下及び吸収率の増加に起因するものと推定される」。数値は米国ラベル(健康成人24人、フェキソフェナジン120mg 1日2回+エリスロマイシン500mg 1日3回、定常状態でCmax+82%・AUC+109%、有害事象・QTcに差なし)。

最終確認日
2026-10-30

代謝・排泄:ほとんど代謝されず、主に糞中へ排泄

この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

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