デュークラバシチニブ × シクロスポリン(商品名: ネオーラル) 注意(ヒトデータあり)
要約
ヒト試験で、シクロスポリンと一緒に飲むとデュークラバシチニブの血液中の総量が約1.3倍に増えたことが確かめられています。シクロスポリンが、薬の汲み出しポンプ(P-糖蛋白とBCRPという運び屋)を邪魔するためと考えられています。濃度が上がると副作用が出やすくなるおそれがあります。添付文書に併用注意の章自体がない薬で、この組み合わせは相互作用試験のデータに基づく注意です。
ヒトでのエビデンス
あり(ヒト薬物相互作用試験。シクロスポリン併用で本剤のAUCが約1.29倍)
根拠
ソーティクツ錠6mg(ブリストル・マイヤーズ スクイブ)添付文書(PMDA、2026年5月改訂・第4版) §16.7.1の薬物相互作用試験(外国人データ)で、シクロスポリン500mg単回併用時のデュークラバシチニブ6mg単回投与のAUC幾何平均比1.29を確認。本剤はP-gp、BCRPの基質(§16.7.1、in vitro)
- 最終確認日
- 2026-11-02
研究の条件
研究の条件: デュークラバシチニブ6mg単回投与、シクロスポリン500mg単回併用(外国人データ)
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。