ペフィシチニブ臭化水素酸塩 × CYP3A基質薬(ミダゾラム等) 注意(ヒトデータあり)
要約
ペフィシチニブには、薬を分解する酵素CYP3Aの働きを邪魔する面があり、ヒト試験で、CYP3Aで分解されるミダゾラムの血液中の総量が約37%増えたことが確かめられています。増え方が大きい薬ではないものの、安全域(効く量と副作用が出る量の間)が狭いCYP3A基質薬と重なる場合は、相手の薬の効きすぎに注意が必要です。添付文書の併用注意には載っていない組み合わせです。
ヒトでのエビデンス
あり(ヒト薬物相互作用試験。ミダゾラムのAUCが37.0%、Cmaxが13.3%増加)
根拠
スマイラフ錠50mg・100mg(アステラス製薬)電子添文(第3版) §10.2にCYP3A基質薬の記載なし。適正使用ガイド・インタビューフォームの臨床薬物相互作用試験でミダゾラムのCmax 13.3%増、AUC 37.0%増を確認(数値はインタビューフォーム等の公表値によるもので、電子添文§16の原文数値とは未突合)
- 最終確認日
- 2026-11-01
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。