エダラボン(内用懸濁液) × 食事 注意(添付文書)
要約
この飲み薬は、食事の影響で血中濃度が大きく下がるため、空腹時に飲むことが決まっている薬です。原則として、起きてすぐなど8時間あけて(絶食後に)飲み、飲んだ後少なくとも1時間は水以外の飲食を避けてください。8時間あけられない場合は、食事の内容によってあける時間が変わります(低脂肪の食事なら4時間以上、軽食なら2時間以上、脂っこい食事なら8時間以上)。決まりを守らないと、体に入る量が減って働きが弱くなるおそれがあります。
ヒトでのエビデンス
あり(健康成人での食事の影響試験が添付文書§16.2.2に示されている)
根拠
ラジカット内用懸濁液2.1%(塩野義製薬)添付文書2026年10月改訂・第6版に基づく。§10.1(併用禁忌)の設定はない。対象は内用懸濁液(飲み薬)のみで、注射剤の配合変化(輸液との混合など)は含まない。§7(用法・用量に関連する注意)に、8時間絶食後に服用し服用後少なくとも1時間は水以外の飲食を避けること、低脂肪食では摂取後4時間以上、軽食では2時間以上、高脂肪食では8時間以上あければ服用可能であることが明記されている。
- 最終確認日
- 2026-11-01
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
研究の条件
研究の条件: 健康成人男性での試験(添付文書§16.2.2)。高脂肪食(1000キロカロリー、脂肪50%)を食べて30分後にエダラボン200mgの懸濁液を飲んだ場合、空腹時に比べCmaxが約80%、AUCが約60%低下した。承認用量105mgでの検討でも、低脂肪(通常)食を食べて2時間後の服用ではCmaxが約50%、AUCが約20%低下したが、高脂肪食後8時間、低脂肪食後4時間、軽食後2時間の服用では空腹時と大きな違いはなかった。
ふだんの量では
ふだんの量では: 脂っこい食事の直後はとくに吸収が落ちます。「起きてすぐ飲んで、その後1時間は水だけ」という形が、決まりを守りやすい実務の結論です。