リルゾール × たばこ 注意(ヒトデータあり)
要約
たばこを吸う人は、吸わない人に比べてリルゾールが体から排泄される速さが速いことが分かっています。血中濃度が下がり、病勢進展を抑える働きが弱くなるおそれがあります。喫煙していること、また禁煙を始めたときも、処方医・薬剤師に伝えましょう。量の調整が必要かどうかは処方医が判断します。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
あり(ALS患者128例の母集団薬物動態解析で、喫煙者のリルゾールのクリアランスが非喫煙者より約20%大きいことが示されている)
根拠
日本の添付文書§10に喫煙の記載はない。数値は米国添付文書に基づく: ALS患者128例(うち喫煙者19例)の母集団薬物動態解析で、喫煙者のリルゾールのクリアランス(体から薬を除く速さ)は非喫煙者より20%大きかった。欧州製品情報でも、たばこの煙はCYP1A2の誘導例として挙げられている。
- 最終確認日
- 2026-11-01
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
研究の条件
研究の条件: ALS患者128例のデータ解析(米国添付文書)。喫煙者ではリルゾールの消失が約20%速かった。米国添付文書では、このことだけをもって用量調整は不要ともされている。
ふだんの量では
ふだんの量では: 喫煙習慣があるかどうかで体に入る量が変わりうるため、喫煙状況の変化(禁煙を含む)は処方医・薬剤師に伝えましょう。