ルフィナミド × ラモトリギン(商品名: ラミクタール等) 大きな影響なし(ヒトデータあり)
要約
多くの患者さんの濃度データから影響を推定した解析では、ラモトリギンはルフィナミドの血中濃度に影響を与えず、ルフィナミドが他の抗てんかん薬の濃度を変える程度も21%以内にとどまりました。一緒によく使われる組み合わせで、大きな飲み合わせの問題は認められていません。とはいえ、発作の様子に変化があれば処方医・薬剤師に伝えましょう。
ヒトでのエビデンス
あり(母集団薬物動態解析で、ラモトリギン併用時にルフィナミド濃度への影響は認められなかった)
根拠
イノベロン錠100mg・200mg(エーザイ)添付文書2022年11月改訂・第2版に基づく。§10.1(併用禁忌)の設定はない。本剤は主にカルボキシエステラーゼ(薬を分解する酵素の一つ)で代謝される。添付文書§10.2にラモトリギンの名指しはない。§16.7.1の母集団薬物動態解析(外国人データ)で、ラモトリギン、トピラマート、ベンゾジアゼピン系薬剤はルフィナミドの血漿中濃度に影響を与えなかったこと、ルフィナミドによる他剤(カルバマゼピン、ラモトリギン、フェノバルビタール、フェニトイン)の濃度変動は21%以内であったことが示されている。
- 最終確認日
- 2026-11-01
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。