ルフィナミド × CYP3A4で代謝される薬剤(クロバザム、エトスクシミド、トピラマート、ゾニサミド、トリアゾラム等) 注意(添付文書)
要約
ルフィナミドには、薬を分解する酵素CYP3A4の働きを強める作用があります。この酵素で分解される薬(クロバザム、エトスクシミド、トピラマート、ゾニサミド、トリアゾラムなど)と一緒に使うと、相手の薬の分解が速まって効き目が弱くなるおそれがあります。相手の薬の効き目に変化を感じたら、処方医・薬剤師に伝えましょう。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
あり(代表例としてトリアゾラムとの併用試験で、相手薬の濃度低下が実測されている)
根拠
イノベロン錠100mg・200mg(エーザイ)添付文書2022年11月改訂・第2版に基づく。§10.1(併用禁忌)の設定はない。本剤は主にカルボキシエステラーゼ(薬を分解する酵素の一つ)で代謝される。§10.2に「CYP3A4(又はCYP3A)で代謝される薬剤(クロバザム、カルバマゼピン、エトスクシミド、トピラマート、ゾニサミド、トリアゾラム等)」が名指しされ、本剤のCYP3A4誘導作用により相手薬剤の代謝を促進すると記載されている。カルバマゼピンについては別に記録がある。
- 最終確認日
- 2026-11-01
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
研究の条件
研究の条件: 健康成人21名にルフィナミド800mg/日を11日間食後に反復投与し、トリアゾラム0.25mgを併用した試験(添付文書§16.7.2、外国人データ)では、トリアゾラムのCmaxが24%、AUCが36%低下した。