ビガバトリン × 食事 大きな影響なし(ヒトデータあり)
要約
健康成人での試験では、食後に飲んだ場合に最高血中濃度(血液中の薬の量のピーク)がやや下がったものの、体に入った薬の総量(AUC)は空腹時と変わりませんでした。食事のタイミングで効き目が大きく変わる心配は小さいと考えられます。
ヒトでのエビデンス
あり(日本人健康成人での食事の影響試験。食後でCmaxはやや低下したがAUCに差はなかった)
根拠
サブリル散分包500mg(サノフィ)添付文書2023年7月改訂・第1版に基づく。§10.1(併用禁忌)の設定はない。本剤はほとんど代謝を受けず、投与量の約82%が未変化体のまま尿中に排泄される(§16.4)。§16.2.1に食事の影響の試験結果が記載されている。
- 最終確認日
- 2026-11-01
研究の条件
研究の条件: 日本人健康成人6名に本剤(散剤)2gを空腹時単回投与、または1日1回5日間食後反復投与して比較。Cmaxは空腹時66.7μg/mLに対し食後42.6μg/mL(1日目)とやや低下したが、AUCは270に対し255μg・h/mLで差はなかった(添付文書§16.2.1)。
ふだんの量では
ふだんの量では: 試験は成人での検討ですが、AUC(総量)が変わらないため、食事と一緒かどうかで効き目が大きく変わる話ではないと考えられます。
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。