ビガバトリン × バルプロ酸ナトリウム(商品名: デパケン等) 大きな影響なし(ヒトデータあり)
要約
海外の臨床試験で、ビガバトリンと一緒に使ったときのバルプロ酸の血中濃度が測られましたが、臨床的に問題になるような変化は認められませんでした。ビガバトリン自体はほとんど代謝を受けずに尿から排泄される薬で、他の薬との飲み合わせが起こりにくい性質です。とはいえ、発作の様子に変化があれば処方医・薬剤師に伝えましょう。
ヒトでのエビデンス
あり(海外の臨床試験でバルプロ酸の血漿中濃度が測定され、臨床的に重要な相互作用は認められなかった)
根拠
サブリル散分包500mg(サノフィ)添付文書2023年7月改訂・第1版に基づく。§10.1(併用禁忌)の設定はない。本剤はほとんど代謝を受けず、投与量の約82%が未変化体のまま尿中に排泄される(§16.4)。添付文書§10.2にバルプロ酸の名指しはない。審査資料(CTD臨床に関する概括評価)では、臨床試験でカルバマゼピン、フェノバルビタール、バルプロ酸ナトリウムの血漿中濃度も測定されたが、臨床的に重大な相互作用は認められなかったとされている。
- 最終確認日
- 2026-11-01
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。