ボセンタン水和物 × HMG-CoA還元酵素阻害薬(スタチン類) 注意(添付文書)
要約
スタチン類(コレステロールを下げる薬)と一緒に飲むと、スタチン類の血中濃度が下がって、効き目が弱くなることがあります。シンバスタチンとの併用では、シンバスタチンの量の目安(AUC)が34%減ったというデータがあります。そのため、コレステロール値を測りながら、必要に応じて量を調整することとされています。処方医・薬剤師に併用を伝えましょう。時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。
ヒトでのエビデンス
あり(シンバスタチンとのヒト薬物動態データがあり、添付文書の併用注意に反映されている)
根拠
トラクリア錠62.5mg添付文書(ヤンセンファーマ、2025年11月改訂・第2版) §10.2併用注意にHMG-CoA還元酵素阻害薬(シンバスタチン等)として名指し。本剤のCYP3A4又はCYP2C9誘導作用による。§16.7.5にヒトデータが記載されている。
- 最終確認日
- 2026-11-01
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
研究の条件
研究の条件: 健康成人9例。ボセンタン125mg1日2回5.5日間とシンバスタチン40mg1日1回6日間を併用。
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。