キナプリル塩酸塩 × テトラサイクリン系抗生物質(経口) 注意(添付文書)
要約
テトラサイクリン系の抗生物質(細菌を抑える薬)を飲み薬で使うと、その効き目が弱くなることがあります。この薬に賦形剤(薬の形を整える成分)として入っている炭酸マグネシウムが、テトラサイクリンとくっついて吸収を邪魔するためと考えられています。同時に飲まないことが実務の結論です。公式の決まりはありませんが、安全のため約2時間あけるのが目安です。時間をずらすことで対処できる飲み合わせです。
ヒトでのエビデンス
なし(添付文書の併用注意に基づく)
根拠
コナン錠添付文書(田辺ファーマ、旧様式。現行版の改訂年月・版数は確認できなかった) 併用注意にテトラサイクリン<経口>として名指し。賦形剤の炭酸マグネシウムがテトラサイクリンと難溶性のキレートを形成し、吸収が下がると考えられている。キナプリル固有の行で、他のACE阻害薬にはない。
- 最終確認日
- 2026-11-02
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。