このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

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マルチビタミン × ニューキノロン系抗菌薬 注意(添付文書)

要約

鉄・マグネシウム・カルシウムなどのミネラル(金属の栄養素)を含む製品では、ニューキノロン系抗菌薬の吸収が下がるおそれがあります。これは、ミネラルと抗菌薬が腸の中でくっついて(キレート形成)、吸収されにくい塊になるためで、抗菌薬が効きにくくなる方向の影響です。製品によって含まれる成分と量が大きく異なり、ミネラルを含まない製品にはこの話は当てはまりません。抗菌薬とマルチビタミンは同時に飲まず、時間をあけてください。時間をずらすことで対処できる飲み合わせです。

ヒトでのエビデンス

ヒトでの吸収低下は薬効群として確認されている(添付文書の根拠)

根拠

日本の添付文書に基づく注意: レボフロキサシン等のニューキノロン系抗菌薬の添付文書では、アルミニウム・マグネシウム・カルシウム・鉄等の金属カチオン含有製剤との同時服用で吸収が低下し効果が減弱するおそれがあるため、同時服用を避ける旨が併用注意に挙げられている。キレート形成による吸収低下はこの薬効群で確立した機序。あける間隔について日本の添付文書に統一の数値はないため、「ふだんの量では」欄の「約2時間」は公式の決まりではない目安であり、薬ごとの海外添付文書では2時間前・服用後の指定など指定が異なる。

最終確認日
2026-11-01
確認方法
AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認

研究の条件

製品群としての試験はない。根拠は相手薬(ニューキノロン系)の添付文書と、金属カチオンとのキレート形成という確立した機序

ふだんの量では

製品によって含まれる成分と量が大きく異なる。鉄・マグネシウム等を含む製品ほど影響が大きくなる。公式の決まりはありませんが、安全のため約2時間あけるのが目安です

この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

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