モンテルカスト × フェノバルビタール(てんかん等の薬、商品名: フェノバール) 注意(添付文書)
要約
てんかん等の薬フェノバルビタールは、この薬を分解する酵素(CYP3A4、薬を分解する酵素)を増やすため、この薬の濃度が下がって効き目が弱まるおそれがあり、日本の添付文書で唯一の併用注意です。試験ではこの薬の濃度(AUC、体に入った薬の総量の目安)が約40%減りました。ぜんそくの症状が悪くなったと感じたら処方医に伝えてください。相手の薬を自己判断で止めないでください。これは併用している期間全体の問題で、服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。
ヒトでのエビデンス
あり(薬物動態試験)
根拠
PMDA添付文書(シングレア錠5mg/10mg・OD錠10mg、オルガノン、2023年4月改訂 第1版) 10.2併用注意に明記(フェノバルビタール:本剤の作用が減弱するおそれ。フェノバルビタールがCYP3A4を誘導し本剤の代謝が促進される)。16.7.1:健康成人にフェノバルビタール100mgを14日間反復投与し本剤10mg単回を併用するとAUCが約40%減少(外国人データ)
- 最終確認日
- 2026-10-30
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。