このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

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モンテルカスト × ゲムフィブロジル(脂質異常症治療薬。日本では現在販売されていない成分) 注意(ヒトデータあり)

要約

脂質異常症(コレステロールや中性脂肪の異常)の薬ゲムフィブロジルは、この薬の主な分解酵素(CYP2C8、薬を分解する酵素)を強く止めるため、この薬の血中濃度が大きく上がります。ヒト試験では濃度(AUC、体に入った薬の総量の目安)が約4.4倍になりました。日本の添付文書の併用注意には載っていません(載っているのはフェノバルビタールだけです)が、論文レベルの確かなデータです。ゲムフィブロジルは日本では現在販売されていないため、国内でこの組み合わせになる場面は限られます。海外で処方された薬がある場合は必ず伝えてください。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。

ヒトでのエビデンス

あり(薬物動態試験)

根拠

ヒト薬物動態試験:Karonen T, et al. Clin Pharmacol Ther. 2010;88:223-230(ゲムフィブロジル併用でモンテルカストのAUCが約4.4倍。PMDA添付文書(シングレア錠5mg/10mg・OD錠10mg、オルガノン、2023年4月改訂 第1版) 23.主要文献10)に収載)および Karonen T, et al. Br J Clin Pharmacol. 2012;73:257-267(健康成人11例、AUC 4.3倍・半減期2.1倍。同添付文書主要文献9))。PMIDは本調査で未確認のため記載しない(出典未確認:PMID)。日本の添付文書10.2にゲムフィブロジルの記載なし。米国の製品情報では用量調整は不要とされつつ観察が推奨されている

最終確認日
2026-10-30

代謝・排泄:主に肝臓で代謝され、主に糞中へ排泄

この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

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