フィセチン × 抗凝固・抗血小板薬 一般的注意
要約
【海外限定】日本ではサプリメントとして販売されておらず、個人輸入の海外製品で使われる成分です。フィセチンには、試験管内と動物実験で、血小板(血液を固める働きをする細胞)が集まるのを抑える方向の報告があります。そのため、血液をサラサラにする薬(ワルファリンなどの抗凝固薬、アスピリンやクロピドグレルなどの抗血小板薬)と一緒に使うと、出血しやすくなる方向に重なるおそれがあります。ただし、ヒトでフィセチンが出血を増やしたという報告や、薬との飲み合わせを調べた研究はありません。手術の予定がある人や、血が止まりにくい自覚がある人は、使用前に処方医・薬剤師に伝えてください。
ヒトでのエビデンス
ヒトエビデンスなし(試験管内・ラットデータのみ)
根拠
Lee JH et al. Antiplatelet effects of Rhus verniciflua stokes heartwood and its active constituents--fisetin, butein, and sulfuretin--in rats. J Med Food. 2015;18(1):21-30. PMID: 25372471。洗浄血小板を用いた試験管内実験でフィセチンがコラーゲン・トロンビン・ADPによる血小板凝集を用量依存的に抑え、ラットへの経口投与(100mg/kg/日・7日間)で動脈血栓への抵抗性が示された。ヒトでの出血事象や抗凝固・抗血小板薬との相互作用データはなく、本レコードは試験管内・動物データからの類推であることを明記する。この血小板への影響はフィセチン自身の消失経路とは関係しないため、機序バッジ(ヒトでの直接データなし・機序からの注意)は付けなかった。なおフィセチンのヒト研究自体が初期段階である点は、Yousefzadeh MJ et al. EBioMedicine. 2018;36:18-28. PMID: 30279143(老化細胞への作用は主に細胞・動物データ)も参照。
- 最終確認日
- 2026-11-01
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認