このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

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DIM(ジインドリルメタン) × CYP1A2で分解される薬 一般的注意

要約

【海外限定】日本ではサプリメントとして販売されておらず、個人輸入の海外製品で使われる成分です。DIMは、肝臓の分解酵素CYP1A2(薬を分解する仕組みの一つ)の働きを活発にする方向のデータがあります。この酵素で主に分解される薬(例: テオフィリン、クロザピンなど)を一緒に使うと、薬の分解が速くなり、血中濃度が下がって効きが弱くなるおそれがあります。ヒトでは、DIMでエストロゲン(女性ホルモン)の代謝の進み方が変わることが確かめられていますが、個々の薬の血中濃度を測った研究はありません。該当する薬を使っている人は、使用前に処方医・薬剤師に相談してください。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。

ヒトでのエビデンス

ヒトでの直接の薬物動態データなし(ヒトでの代謝変化の間接データあり)

根拠

ヒトでの根拠: Thomson CA et al. Breast Cancer Res Treat. 2017;165:97-107. PMID: 28560655(BR-DIM 150mg×2回/日・12か月で尿中2/16α-ヒドロキシエストロン比が上昇。2-水酸化は主にCYP1A系が担う代謝であり、CYP1A誘導がヒト生体内で起こることの間接証拠)。Dalessandri KM et al. Nutr Cancer. 2004;50:161-167. PMID: 15623462(108mg/日・30日でも2-水酸化の増加)。ヒト肝スライスを用いた試験管内研究でもDIMによるCYP1A2誘導が報告されている。ただしテオフィリン等のCYP1A2基質薬の血中濃度をヒトで測った研究はなく、本レコードは類推であることを明記する。CYP1A2はDIM自身の主要な消失経路ではないため、機序バッジ(ヒトでの直接データなし・機序からの注意)は付けなかった。

最終確認日
2026-11-01
確認方法
AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認

研究の条件

研究の条件: タモキシフェン服用中の女性130人を対象とした試験では、吸収を高めた製剤のDIM(BR-DIM)を1回150mg・1日2回、12か月間使用し、エストロゲン代謝の変化が確認されました。別の小規模試験では108mg/日・30日間で同様の変化が見られました。

ふだんの量では

ふだんの量では: 海外の市販製品は100〜300mg/日程度のものが多く、用量の範囲は試験と重なります。ただしDIMはそのままでは吸収されにくく、吸収を高める加工をした製剤かどうかで体内に入る量が大きく違うため、製品が違えば影響の大きさも変わる可能性があります。

この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

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