ミアンセリン塩酸塩 × たばこ ヒトでの直接データなし・機序からの注意
要約
たばこの煙は、ミアンセリンを分解する酵素のひとつCYP1A2の働きを強めることが知られています。喫煙量が多いとミアンセリンの血中濃度が下がり、効き目が弱くなるおそれがあります。禁煙を始めたときも濃度が変わる可能性があるため、喫煙状況の変化は処方医・薬剤師に伝えましょう。これは仕組みからの注意で、喫煙者でミアンセリン濃度を直接測った試験を確認したという意味ではありません。
ヒトでのエビデンス
なし(喫煙との直接のヒト試験データなし。CYP1A2が主要な消失経路のひとつであり、喫煙がCYP1A2を誘導することは確立していることに基づく機序からの注意)
根拠
テトラミド錠10mg・30mg(オルガノン)の添付文書(2024年8月改訂・第3版、PMDA電子添文の原文で確認)に基づく。添付文書に喫煙の名指しはない。本剤の主要な代謝酵素としてCYP1A2が明記されていることから機序バッジの基準に該当すると判断した。直接のヒトデータはない。
- 最終確認日
- 2026-11-02
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。