レルカニジピン塩酸塩 × セントジョーンズワート(セイヨウオトギリソウ) ヒトでの直接データなし・機序からの注意
要約
【日本未承認】この薬は日本では承認・販売されていません。海外(欧州)で販売されている製品があり、以下の内容は欧州の添付文書(欧州SmPC)に基づく情報です。セントジョーンズワート(セイヨウオトギリソウ。ハーブのサプリメント)は、この薬を分解する酵素(CYP3A4)の働きを強めることが知られています。この薬の主な分解の通り道がCYP3A4であるため、一緒に使うと薬の濃度が下がって、血圧を下げる働きが弱くなるおそれがあります。この組み合わせ自体を調べたヒトデータはありません。サプリメントを使う場合は、処方医・薬剤師に伝えましょう。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。
ヒトでのエビデンス
なし(この組み合わせ自体のヒトデータはない。機序からの注意)
根拠
ザニジプ(レルカニジピン塩酸塩)欧州SmPC(Recordati、現行版) §4.5で本剤はCYP3A4で代謝され、CYP3A4誘導薬で効果が弱まることが示されている。セントジョーンズワートは確立したCYP3A4誘導物質であり、本剤の主要な消失経路に関わるため、機序からの注意とした(類推の範囲を超える根拠として酵素誘導の一般知見を明記)。本剤は日本では未承認で、PMDAの添付文書はない(日本での開発権・販売権は返還された経緯がある)。根拠は欧州SmPCであり。
- 最終確認日
- 2026-11-01
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。