レルカニジピン塩酸塩 × シクロスポリン(商品名: サンディミュン等) 禁忌
要約
【日本未承認】この薬は日本では承認・販売されていません。海外(欧州)で販売されている製品があり、以下の内容は欧州の添付文書(欧州SmPC)に基づく情報です。シクロスポリン(商品名: サンディミュン等、免疫の働きを抑える薬)と一緒には使えません。一緒に飲むと、この薬の濃度が約3倍になり、シクロスポリン側の濃度の指標(AUC)も約21%上がったと報告されています。血圧が下がりすぎたり、シクロスポリンの副作用が出やすくなるおそれがあります。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。
ヒトでのエビデンス
あり(健康成人での併用試験で相互に濃度上昇)
根拠
ザニジプ(レルカニジピン塩酸塩)欧州SmPC(Recordati、現行版) §4.3でシクロスポリンとの併用が禁忌。§4.5に、同時投与でレルカニジピン濃度約3倍、シクロスポリンAUC約21%上昇。シクロスポリンを本剤の3時間後に投与した場合は本剤の濃度は変わらず、シクロスポリンAUCは約27%上昇したと記載。本剤は日本では未承認で、PMDAの添付文書はない(日本での開発権・販売権は返還された経緯がある)。根拠は欧州SmPCであり。
- 最終確認日
- 2026-11-01
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。