メチルドパ水和物 × 甘草(カンゾウ、グリチルリチン)を含む漢方薬・健康食品・お菓子 一般的注意
要約
甘草(カンゾウ)を多くとると、体に塩分と水がたまりやすくなり、血圧が上がる方向に働くことがあります(偽アルドステロン症という状態)。これは血圧を下げるこの薬と逆向きの働きで、効き目が弱まる可能性があります。また、この薬を使う方では体の水分がたまる(浮腫)方向の変化がもともと出ることがあり、重なりにも注意が必要です。甘草を含むものを習慣的にとる場合は処方医・薬剤師に伝えましょう。これは降圧薬に共通する注意で、この薬との直接の試験データがあるという意味ではありません(類推を含む一般的注意)。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。
ヒトでのエビデンス
なし(この薬との直接データなし。甘草の確立した作用からの類推)
根拠
メチルドパ錠(ツルハラ)125・250(鶴原製薬、2023年10月改訂・第1版)の電子添文を原文確認した(§10.2は4行のみ、§10.1の設定はなく、§2禁忌は活動期の肝疾患と過敏症のみ)。 添付文書に甘草の名指しはない。甘草による偽アルドステロン症(血圧上昇・低カリウム血症)は確立した知見であり、一般的注意で作成した。第2検証で先発アルドメット錠の現行版(2022年9月改訂・第1版、ミノファーゲン製薬)を確認し、§10.2が同じ4行構成(麻酔剤、他の降圧剤、レボドパ、鉄剤)であることを確認した。
- 最終確認日
- 2026-11-01
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。