このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

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パロキセチン × アトモキセチン(ADHD治療薬、商品名: ストラテラ) 注意(添付文書)

要約

ADHD(注意欠如・多動症)の薬アトモキセチンはCYP2D6(薬を分解する酵素)で分解されます。この薬がその酵素を止めるため、アトモキセチンの血中濃度が上がったとの報告があり、添付文書の併用注意に載っています。相手の薬の量を調整しながら使われることもある組み合わせで、「絶対ダメ」ではありません。量の判断は処方医が行います。時間をずらしても酵素を止める作用は続くため、服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。

ヒトでのエビデンス

あり(添付文書/ヒト薬物動態報告)

根拠

PMDA添付文書(パキシル錠5mg/10mg/20mg、グラクソ・スミスクライン、2025年12月改訂 第4版) 10.2併用注意に明記(アトモキセチン塩酸塩:併用によりアトモキセチンの血中濃度が上昇したとの報告。機序は本剤のCYP2D6阻害)。総説:Garnock-Jones KP, Keating GM. Paediatr Drugs. 2009;11:203-226. PMID:19445548(CYP2D6阻害薬との併用はCYP2D6欠損者と同様の曝露変化をもたらすと整理)

最終確認日
2026-10-30

代謝・排泄:主に肝臓で代謝(CYP2D6)、代謝物は主に腎臓へ排泄

この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

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