このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

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パロキセチン × NSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬:ロキソプロフェン、イブプロフェン、ジクロフェナク等。市販の痛み止め・風邪薬にも含有)、アスピリン 注意(添付文書)

要約

この薬は血小板(血を固める細胞)の中のセロトニンを減らし、血が固まりにくい方向に働きます。胃の粘膜を荒らす痛み止め(NSAIDs)と重なると、胃や腸からの出血が増えることが大きな研究のまとめで示されており、添付文書でも「止血・血液凝固を阻害する薬剤」として併用注意です。用量を調整したり胃を守る薬を併用したりして使われることもある組み合わせで、「絶対ダメ」ではありません。黒い便、血を吐く、あざが増える等があれば早めに受診を。市販薬を買うときは成分を確認し、薬剤師に伝えてください。時間をあけて飲めば出血が防げるという実証はありません。

ヒトでのエビデンス

あり(SSRIクラスとしての観察研究・メタ解析)

根拠

PMDA添付文書(パキシル錠5mg/10mg/20mg、グラクソ・スミスクライン、2025年12月改訂 第4版) 10.2併用注意「止血・血液凝固を阻害する薬剤:非ステロイド性抗炎症剤、アスピリン、ワルファリンカリウム等/出血症状の報告のある薬剤:フェノチアジン系抗精神病剤、非定型抗精神病剤、三環系抗うつ剤等 — 出血傾向が増強するおそれ」。9.1.7も参照。メタ解析(SSRIクラス):Anglin R, et al. Am J Gastroenterol. 2014;109:811-819. PMID:24777151(SSRI単独で上部消化管出血OR 1.66、NSAID併用でOR 4.25。出典で、パロキセチン単剤の数値ではない)

最終確認日
2026-10-30

代謝・排泄:主に肝臓で代謝(CYP2D6)、代謝物は主に腎臓へ排泄

この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

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