このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

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パロキセチン × 三環系抗うつ薬(アミトリプチリン(商品名: トリプチゾール)、ノルトリプチリン、イミプラミン(商品名: トフラニール)等) 注意(添付文書)

要約

古いタイプの抗うつ薬(三環系)はCYP2D6(薬を分解する酵素)で分解されるものが多く、この薬と重なると相手の濃度が上がって作用が強まるおそれがあり、添付文書の併用注意に載っています。試験ではイミプラミンの濃度(AUC、体に入った薬の総量の目安)が約1.7倍になった報告があります。眠気や口の乾き、ふらつきが強まることがあります。医師が量を調整して使うこともある組み合わせで、自己判断で量を変えないでください。

ヒトでのエビデンス

あり(薬物動態試験・患者データ)

根拠

PMDA添付文書(パキシル錠5mg/10mg/20mg、グラクソ・スミスクライン、2025年12月改訂 第4版) 10.2併用注意に明記(アミトリプチリン塩酸塩、ノルトリプチリン塩酸塩、イミプラミン塩酸塩:作用増強のおそれ。イミプラミンとの併用で鎮静・抗コリン作用の症状の報告、イミプラミンのAUCが約1.7倍増加したとの報告)。患者データ:Leucht S, et al. Psychopharmacology. 2000;147:378-383. PMID:10672631(パロキセチン追加で三環系の代謝物の血清濃度が有意に上昇)

最終確認日
2026-10-30

代謝・排泄:主に肝臓で代謝(CYP2D6)、代謝物は主に腎臓へ排泄

この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

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