このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

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パロキセチン × 抗不整脈薬(プロパフェノン(商品名: プロノン)、フレカイニド(商品名: タンボコール))とβ遮断薬(メトプロロール(商品名: セロケン等)、チモロール) 注意(添付文書)

要約

心臓の薬の一部(抗不整脈薬のプロパフェノン、フレカイニドや、血圧・心臓の薬メトプロロールなど)はCYP2D6(薬を分解する酵素)で分解され、この薬と重なると相手の濃度が上がって作用が強まるおそれがあり、添付文書の併用注意に載っています。メトプロロールとの併用では血圧が大きく下がった報告があり、メトプロロールの濃度(AUC)が約5〜8倍に増えた報告もあります。ふらつきや脈の遅さがあれば相談してください。量の調整は処方医の判断です。

ヒトでのエビデンス

あり(薬物動態報告・症例報告)

根拠

PMDA添付文書(パキシル錠5mg/10mg/20mg、グラクソ・スミスクライン、2025年12月改訂 第4版) 10.2併用注意に明記(プロパフェノン塩酸塩、フレカイニド酢酸塩、チモロールマレイン酸塩、メトプロロール酒石酸塩:作用増強のおそれ。メトプロロールとの併用で重度の血圧低下の報告、(S)-体・(R)-体の半減期が約2.1・2.5倍、AUCが約5・8倍増加したとの報告)

最終確認日
2026-10-30

代謝・排泄:主に肝臓で代謝(CYP2D6)、代謝物は主に腎臓へ排泄

この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

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