パロキセチン × ワルファリンカリウム(血液をサラサラにする薬、商品名: ワーファリン) 注意(添付文書)
要約
ワルファリンの作用が強まるおそれがあるとして、添付文書の併用注意に載っています。ただし添付文書自身が「この薬との相互作用は認められていないが、他の抗うつ剤で作用の増強が報告されている」と書いており、直接の証拠は弱い部類です。加えて、この薬の血小板への作用による出血しやすさの重なりも一般に注意されます。用量を調整しながら併用されることもある組み合わせで、「絶対ダメ」ではありません。なお納豆などのビタミンK食品の注意はワルファリン側の話で、この薬自体との相互作用ではありません。
ヒトでのエビデンス
あり(添付文書。他剤での報告が中心で本剤直接の相互作用は認められていない)
根拠
PMDA添付文書(パキシル錠5mg/10mg/20mg、グラクソ・スミスクライン、2025年12月改訂 第4版) 10.2併用注意に明記(ワルファリンカリウム:作用が増強されるおそれ。機序欄に「本剤との相互作用は認められていないが、他の抗うつ剤で作用の増強が報告されている」)。16.7.5でもワルファリンとの併用でパロキセチンの薬物動態に影響なし、蛋白結合率への影響なし(in vitro)
- 最終確認日
- 2026-10-30
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。