このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

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パロキセチン × フェノチアジン系抗精神病薬・リスペリドン等の抗精神病薬(チオリダジン、ペルフェナジン、リスペリドン(商品名: リスパダール)等) 注意(添付文書)

要約

精神科の薬の一部はCYP2D6(薬を分解する酵素)で分解され、この薬と重なると相手の濃度が上がります。試験の報告ではペルフェナジンの濃度が約6倍、リスペリドンとその効く代謝物の濃度が約1.4倍になったとされています。悪性症候群(高熱、筋肉のこわばり、意識の変化などが出る重い副作用)や、眠気・体のこわばり等の副作用が強まるおそれがあり、添付文書の併用注意に載っています。なお米国ではチオリダジンだけは「併用禁忌」とされていますが、日本の現行添付文書ではチオリダジンもこの併用注意のグループに入っています。

ヒトでのエビデンス

あり(薬物動態報告)

根拠

PMDA添付文書(パキシル錠5mg/10mg/20mg、グラクソ・スミスクライン、2025年12月改訂 第4版) 10.2併用注意に明記(フェノチアジン系抗精神病剤ペルフェナジン等:悪性症候群のおそれ、ペルフェナジンの血中濃度が約6倍増加したとの報告。リスペリドン:作用増強、過鎮静・錐体外路症状の報告、リスペリドン及び活性代謝物の血中濃度が約1.4倍増加したとの報告)。米国の添付文書ではチオリダジンとピモジドが禁忌とされる点は日本版と異なる

最終確認日
2026-10-31

代謝・排泄:主に肝臓で代謝(CYP2D6)、代謝物は主に腎臓へ排泄

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