アスピリン × 副腎皮質ステロイド(プレドニゾロン等) 注意(ヒトデータあり)
要約
ステロイド(炎症を強く抑えるホルモン薬)は胃の粘膜を弱くするため、この薬と一緒だと胃腸の出血が増えます。入院が必要な上部消化管出血の危険が、アスピリン単独の約2.6倍に対してステロイド併用では約5.3倍という報告があります。持病の治療で必要な場合は、胃を守る薬と一緒に使うなどの調整のうえで使われます。自己判断でどちらもやめないでください。
ヒトでのエビデンス
あり(疫学)
根拠
Sørensen et al. 2000コホートに基づく報告(低用量アスピリン+副腎皮質ステロイドで相対リスク5.3 vs 単独2.6。PMC2893761の総説で引用)/Masclee et al., Gastroenterology 2014, PMID: 24937265(低用量アスピリン+副腎皮質ステロイドで有意な過剰リスク)/Piper et al., Ann Intern Med 1991(ステロイドによる潰瘍リスクはNSAIDs併用で増幅)
- 最終確認日
- 2026-10-30
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。