カプトプリル × 食事 注意(ヒトデータあり)
要約
食事と一緒に飲むと、この薬の吸収が約30〜40%減ることが海外のデータで示されています。そのため、血圧を下げる働きが弱くなるおそれがあります。海外の添付文書では、食事の1時間前に飲むことが実務の結論とされています。一方、日本の添付文書に載る日本の患者での小規模な検討では、食後と食間で吸収量(AUC)に有意な差は認められませんでした。飲み方の指示は処方医・薬剤師に確認し、伝えましょう。時間をずらすことで対処できる飲み合わせです。
ヒトでのエビデンス
あり(食事の影響を調べたヒトデータ。海外データと日本の小規模検討で結果に幅がある)
根拠
米国添付文書(カプトプリル錠)に、食事により吸収が約30〜40%減少するため食事の1時間前に投与することと記載。日本の添付文書・インタビューフォームでは、高血圧症患者10例で食後(朝食後30分)と食間(朝食後2時間)を比べ、Cmax・AUC0-3に有意差なしとされている。両データを併記した。
- 最終確認日
- 2026-11-01
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
研究の条件
海外データ: 食事の存在下で吸収が約30〜40%低下。日本の検討: 高血圧症患者10例、25mg単回、食後30分 vs 食間(朝食後2時間)。
ふだんの量では
ふだんの食事で日本の検討では差が出なかったが、海外データでは食事1時間前投与が推奨されている。
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。