アブロシチニブ × 強い・中程度のCYP2C19又はCYP2C9誘導薬(リファンピシン(商品名: リファジン)等) 注意(添付文書)
要約
リファンピシンなど、アブロシチニブを分解する酵素CYP2C19・CYP2C9の働きを強める薬と一緒に使うことは、避けることとされています。試験では、リファンピシン併用でアブロシチニブとその活性代謝物の曝露量が約56%下がりました。濃度が下がるとアトピー性皮膚炎への効き目が弱くなるおそれがあります。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
あり(ヒトでの薬物動態試験。リファンピシン反復投与後にアブロシチニブ200mgを投与し、活性moietyの曝露が約56%低下。海外添付文書の公表値)
根拠
サイバインコ錠50mg・100mg・200mg(ファイザー)の添付文書に基づく。本剤は主にCYP2C19(約53%)とCYP2C9(約30%)で代謝され、CYP3A4(約11%)・CYP2B6(約6%)も関与する(in vitro)。数値は米国添付文書・欧州SmPCの公表値で照合した。 §10.2に強い・中程度のCYP2C19又はCYP2C9誘導剤が名指しされ、併用を避ける旨が示されている。数値は海外添付文書の相互作用試験値。
- 最終確認日
- 2026-11-01
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。