フィルゴチニブマレイン酸塩 × たばこ 一般的注意
要約
たばこでフィルゴチニブの血中濃度が変わるという薬物動態のデータはありません。一方で、JAK阻害薬の使用中は心筋梗塞や脳卒中などの心血管の病気と悪性腫瘍(がん)のリスクが同系統の薬で指摘されており、喫煙はその危険をさらに高める要因として添付文書でも注意が促されています。禁煙は治療のためにも望ましい行動です。これは血中濃度の相互作用ではなく、病気のリスクの重なりとしての注意です。
ヒトでのエビデンス
なし(薬物動態の相互作用データなし。心血管・悪性腫瘍リスクに関するJAK阻害薬クラスの警告と喫煙の確立したリスクからの一般的注意)
根拠
ジセレカ錠100mg・200mg(ギリアド・サイエンシズ/販売提携エーザイ)の添付文書に基づく。本剤と活性代謝物は主にカルボキシルエステラーゼ2(CES2)で代謝され、CYPへの依存は小さい。患者向医薬品ガイド(2022年4月更新)で生ワクチン接種不可を確認した。 添付文書のJAK阻害薬クラスに関する心血管系事象・悪性腫瘍の注意(喫煙者でリスクが高い旨を含む)に基づく一般的注意であり、薬物動態の相互作用ではないことを明記した。
- 最終確認日
- 2026-11-01
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。