このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

表示設定:配色 ライト / 文字 標準

ルパタジンフマル酸塩 × CYP3A4阻害剤(エリスロマイシン(商品名: エリスロシン)、ケトコナゾール等) 注意(添付文書)

要約

エリスロマイシンやケトコナゾールなど、薬を分解する酵素CYP3A4の働きを止める薬と一緒に使うと、ルパタジンの血中濃度が上がります。試験では、ケトコナゾール併用でルパタジンの血中濃度の指標(AUC)が約10.9倍、エリスロマイシン併用で約2.9倍になりました。濃度が上がると眠気などの副作用が強まるおそれがあります。これらの試験では心電図のQT間隔への影響や副作用の増加はみられませんでしたが、併用する場合は少なめの量で様子を見ることがあります。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

ヒトでのエビデンス

あり(ヒトでの薬物動態試験。ケトコナゾール併用でCmax比8.2・AUC比10.9、エリスロマイシン併用でCmax比2.3・AUC比2.9。いずれも外国人データ、添付文書§16.7.2・§16.7.3)

根拠

ルパフィン錠10mg(田辺三菱製薬)の添付文書、2025年12月改訂・第3版を原文確認した。本剤は主として肝代謝酵素CYP3A4で代謝される。§10.1(併用禁忌)の設定はなく、§10.2はCYP3A4阻害剤、グレープフルーツジュース、アルコールの3行。 §10.2にCYP3A4阻害剤(エリスロマイシン、ケトコナゾール等)が名指しされている。数値は§16.7.2・§16.7.3の原文値(ルパタジン20mg反復投与での検討)。

最終確認日
2026-10-31
確認方法
AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認

代謝・排泄:主に肝臓で代謝(CYP3A4)、代謝物は主に糞中へ排泄

この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

ルパタジンフマル酸塩 の飲み合わせ一覧へ