ルパタジンフマル酸塩 × セントジョーンズワート ヒトでの直接データなし・機序からの注意
要約
セントジョーンズワート(セイヨウオトギリソウ。気分を明るくするとされるハーブのサプリメント)は、ルパタジンを分解する酵素CYP3A4の働きを強めるため、ルパタジンの血中濃度が下がり、アレルギーへの効き目が弱くなるおそれがあります。この酵素はルパタジンの主な消失経路です。サプリメントを使っている場合は処方医・薬剤師に伝えてください。これは機序からの注意で、直接の併用試験があるという意味ではありません。
ヒトでのエビデンス
なし(直接のヒト試験データなし。CYP3A4が主要な消失経路であることに基づく機序からの注意)
根拠
ルパフィン錠10mg(田辺三菱製薬)の添付文書、2025年12月改訂・第3版を原文確認した。本剤は主として肝代謝酵素CYP3A4で代謝される。§10.1(併用禁忌)の設定はなく、§10.2はCYP3A4阻害剤、グレープフルーツジュース、アルコールの3行。 添付文書にセントジョーンズワートの名指しはない。本剤の主要な代謝経路がCYP3A4であるため機序バッジの基準に該当すると判断した。
- 最終確認日
- 2026-10-31
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。